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Keymap for 5 rows Helix keyboard

本キーマップは、Helix キーボードの5行版専用のキーマップです。

普通のキーボード使用者が、Helix キーボードを使うときになるべく違いが少なく戸惑いが少なくなるように意図したキーマップです。(意図通り成功しているかどうかは使用する人の判断で、、、)

キー配置

以下に、Qwerty配列時の、文字配列の図を示します。

fig1

レイヤー

優先順位 番号 名称 内容
高い 9 Adjust 機能キー(紫)
8 KFunction テンキーパッド用ファンクションキー類(青)
7 Extra char 記号類(赤)
6 Function ファンクションキー類(青)
3 Keypad テンキーパッド配列
2 Dvorak Dvorak配列
1 Colemak Colemak配列
低い 0 Qwerty QWERTY配列ベース

Qwerty/Colemak/Dvorak/Keypad の各レイヤーは、後述する、Ajuestレイヤーの キーによる選択で、いずれか一つだけが有効になり、標準のキーマップとなります。

Function レイヤーは、下段両端の4つのFnキーのどれかひとつを押している間だけ有効になり、矢印キー等のナビゲーションキーや F1, F2, ...F12キーなどが配置されています。
上の図の青色の刻印のキーのあるレイヤーです。

Extra レイヤーは、下段中央部の Enter キーか BS キーを一定時間(0.2秒)以上押していると押している間だけ有効になり、'+=-_[]{}' の 8つの記号と「英数」キー、「かな」キーが配置されています。 このため、Enter/BS キーで Enter/BS を入力するには、Enter/BSキーを押して短時間ですぐ離してください。
上の図の赤色の刻印のキーのあるレイヤーです。

Adjust レイヤーは、Adjust キーを押している間有効になります。 Adjust キーは Function レイヤーに有り、下段両端の4つのFnキーのどれか一つを押しながら、下段中央部の Enter キーか BS キーを押すことで Adjust レイヤーが有効になります。
Adjust キー (Enter/BS)を押した後は、Fnキーは離して構いません。

Adjust レイヤー

Ajust レイヤーは、LEDのコントロール、Mac/Win モードの切り替え、Qwerty配列, Colemak配列, Dvorak配列, TenkeyPad配列の切り替えが行えます。

fig2

MacモードとWinモード

キーボードには、Mac モードと、Win モードの二つのモードがあります。

現在のモードはOLEDにアイコンとして表示されます。 (以下の指定キーは、Qwerty配列時の文字を使ってキーを表示しています

コマンド 指定キー コード
Macモード Adjust + g(Qwerty) AG_NORM
Adjust + h(Qwerty)
Winモード Adjust + t(Qwerty) AG_SWAP
Adjust + y(Qwerty)

Mac モードと Win モードでは、AltキーとWin(GUI)キーが入れ替わります。

Mac モードでは、Extra レイヤー の「英数」キーと「かな」キーで英語モードと日本語モードの切り替えができます。

Winモードでは、該当のキーはどちらも共に Alt + `日本語IMEの切り替えとして入力されます。

LEDコントロール

バックライトやUnderglowをコントロールするにはAdjustレイヤーにある機能キーを使います。 (以下の指定キーは、Qwerty配列時の文字を使ってキーを表示しています

コマンド 指定キー コード
オン/オフ Adjust + e(Qwerty) RGB_TOG
Adjust + i(Qwerty)
モード切り替え Adjust + d(Qwerty) RGB_MOD
Adjust + k(Qwerty)
色相 + Adjust + Left Control RGB_HUI
Adjust + Right Control
色相 - Adjust + Left Shift RGB_HUD
Adjust + Right Shift
彩度 + Adjust + ;(Qwerty) RGB_SAI
Adjust + a(Qwerty)
彩度 - Adjust + z(Qwerty) RGB_SAD
Adjust + /(Qwerty)
明度 + Adjust + s(Qwerty) RGB_VAI
Adjust + l(Qwerty)
明度 - Adjust + x(Qwerty) RGB_VAD
Adjust + >(Qwerty)
リセット Adjust + w RGBRST

文字配列選択

Qwerty, Colemak, Dvorak, Keypad それぞれの文字配列の選択は以下のキーを使います。

選択配列 指定キー
Qwerty Adjust + 5
Adjust + 6
Calemak Adjust + 4
Adjust + 7
Dvorak Adjust + 3
Adjust + 8
Keypad Adjust + 2
Adjust + 9

テンキーパッドのキー配置

以下に、テンキーパッド配列時の、文字配列の図を示します。

fig3

図でわかるように、テンキーと F1,F2..F12 のキー入力ができる配列です。
F12キーは一定時間(0.2秒)以上押していると KFunc キーとして働き、押している間は、青色の刻印のキー入力を行えます。
F12 そのものを入力するときは押して短時間ですぐ離してください。
F12キーを押しているときは、F11キー は Adjust キーとなり、Adjust レイヤーが有効になります。 これによって、Qwerty 配列などに戻すことが可能になります。

備考

本キーマップは、通常のキーボードの主要部分のホームポジション周辺をなるべくそのまま踏襲する方針で作成しました。 変更点は以下の通りです。

  • 右手小指により多く割り当たっていた5つの記号と左上の1つの記号を中央に集め人差し指の担当とする。
  • Enter キーを親指担当として中央手前に移動。
  • Control キーを左右共にホームポジションの行に移動。
  • 左手親指に BackSpace キーを割り当てる。

fig4